1: 西独逸φ ★ 2013/09/26(木) 12:41:01.98 ID:???

公園や道端で愛犬と散歩する人の姿はよく見かけるが、小川町で先日、ハトを右肩に乗せて
悠々と歩く男性に出会った。テレビ番組ではないが、まさに「珍百景」だ。

松本利治さん(64)が愛鳩「チビ」と暮らし始めたのは6年ぐらい前。自宅付近を散歩していて、
道端にうずくまるハトを見つけた。何かに襲われたのか、羽が傷ついていた。足にテープが巻かれており、
どこかで飼われていた伝書バトらしい。放置するのもかわいそうなので引き取った。

しばらくすると傷も治ったが、なぜか飛ぶことはできなくなっていた。

飼ってみるとかわいいもので、表情も豊か、オスで感情も激しく、怒るとかみつく。おなかがすくと「クックッ」と
鳴き、時にはお風呂のドアをたたき、水浴びを催促する。そんな時はたらいに水を入れてやると喜んで遊ぶ。

ストレスもたまるだろうと散歩に連れ出すようになったのは5年ぐらい前。当初は車道に出たりヒヤヒヤ
したこともあったが、松本さんのそばを離れることはなかった。

トンビに襲われそうになったこともあるが、今では早朝の散歩が日課になっている。約1時間半、大半は
松本さんの右肩にとまり、時には下りて道端で遊ぶ。

一度、地区で伝書バトを飼っている家に引き取ってもらおうと連れて行ったが、嫌がってダンボール箱から
出てついてきてしまった。

「うちのハトかもしれない」と訪ねてきた男性は飛べないチビと松本さんの様子を見て、黙って帰っていった。

松本さんは以前、犬を飼っていた。病気で亡くなったが、かわいそうだったので、もう生き物は飼わないつもりだった。
思いがけずチビと出会い、「もう家族の一員です。かわいいもんだよ」と笑みを浮かべた。

ソース
埼玉新聞 http://www.saitama-np.co.jp/news/2013/09/26/01.html

【画像】肩にとまり、散歩を楽しむ愛鳩の「チビ」
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肩から下り、道端を歩く「チビ」
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