1: ねこ名無し ★@\(^o^)/ 2016/02/26(金) 13:31:46.44 ID:CAP_USER.net
映画『鬼郷』が韓国政界で新たな問題として浮上しそうだ。『鬼郷』は従軍慰安婦問題をテーマにした映画だが、韓日間で「慰安婦合意」が昨年末になされてから2カ月にして公開されるということで、野党が注目している。
最大野党「共に民主党」の光州支党は24日午前10時、光州地域の予備候補者ら約100人が集まる中、『鬼郷』の団体観賞を行った。光州支党は「150万光州市民 映画『鬼郷』を一緒に見ようキャンペーン」も展開する。
光州支党は「このほど、朴槿恵(パク・クンヘ)政権が慰安婦被害者たちの同意なしに日本政府と一方的で屈辱的な慰安婦問題交渉妥結を宣言し、現在は少女像(慰安婦像)移転検討説が取りざたされる状況だ」とキャンペーン実施の背景を説明した。
光州支党委員長を務める共に民主党の朴恵子(パク・ヘジャ)議員もキャンペーンに参加してほしいと訴えた。
『鬼郷』は、従軍慰安婦被害者・姜日出(カン・イルチュル)さんが美術心理治療中に描いた「焼かれる少女たち」という絵をモチーフに、慰安婦被害者たちの証言をもとに作られた映画で、一部には「上映館の数が少なすぎる」という声も上がっている。
これと関連、共に民主党所属の自治体トップや国会議員が上映館を増やそうと立ち上がった。
朴元淳(パク・ウォンスン)ソウル市長は16日、簡易投稿サイト「ツイッター」の自身のアカウントに「もし上映館が十分に確保されていないなら、ソウル市が講堂や市民庁など傘下のあらゆる施設で観賞できるよう努力する」と述べた。
李在明(イ・ジェミョン)京畿道城南市長も「城南市も賛同したい」と協力を申し出た。
また、共に民主党の柳基洪(ユ・ギホン)議員は、大手検索サイト「ダウム」の掲示板「アゴラ」で上映館を増やすための署名運動を18日から開始、ソウルの日本大使館前の少女像で「1人デモ」を展開した。
18日までに決まっていた上映館は57カ所だったが、こうした影響のためか、現在は上映館が大幅に増え300以上となった。
野党がこの映画に注目しているのは、昨年末の慰安婦合意に反発しているためと見られる。
共に民主党の兪松和(ユ・ソンファ)副報道官は18日も、尹炳世(ユン・ビョンセ)外交部(省に相当)長官が慰安婦被害者たちに手紙を送ったことについて、
「(慰安婦被害者の)おばあさんたちに一言も相談せずに一方的に日本政府と合意したことにも、日本政府がずっと(被害女性たちが慰安婦になったのは)自発的行為だと主張していることにも、何の措置も取らない韓国政府の姿勢にも、全くあきれる。
朴槿恵政権は『慰安婦合意』が破棄されたと宣言すべきだ」と訴えた。
最近は映画が政治的な利害関係に基づいて異なる解釈をされるケースが生じている。その最も代表的な例が『延坪海戦』(2015年公開)だ。
『延坪海戦』が公開された際は、映画の舞台になっている当時の金大中(キム・デジュン)政権が南北関係の行き詰まりを懸念して北朝鮮に対し消極的な対応を取ったとして議論が巻き起こった。
共に民主党の文在寅(ムン・ジェイン)前代表は、昨年6月にこの映画を観賞した後、報道官を通じて、
「安保を確固たるものとするという点において、与党か野党か、あるいは右か左かはない。この映画を理念論争や理念闘争に仕立てようという勢力があるのは残念だ」と語った。
ソン・ドクホ記者
チョソン・ドットコム/朝鮮日報日本語版
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2016/02/26/2016022601232.html
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2016/02/26/2016022601232_2.html
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